富士山信仰の拠点である富士山本宮浅間大社の門前町として栄えた富士宮。 世界遺産の構成資産である浅間大社の境内には、一日あたり30万トンもの富士の伏流水が、今なお湧き出ている湧玉池わくたまいけがあります。この池は、かつて富士山頂を目指す登山者が、入山する前に禊を行なっていた富士登山の出発地でした。 約70年前、その湧玉池に浮かんでいるかのような場所に開業したのが旅館「掬水」です。池の水を掬すくえるほど隣接していることから、そう名づけられました。 私たちは、世界遺産・富士山の構成資産である浅間大社の魅力をもっとも身近に感じられる「掬水」を、富士山が好きな人に一度は訪れたいと思っていただける宿にしようという思いを込めて再生し、その後各部屋に洗面・風呂・お手洗いを設けた「4部屋限定」の「拘りの宿」として、ゆったりと流れる時間をお過ごしいただける宿にリニューアルいたしました。 富士山の湧水と溶岩を、見て、聞いて、感じられるこの場所で、皆さまのお越しをお待ちしております。 ＊共用ラウンジから全てのお客様に湧玉池を楽しんでただけます。ご宿泊の際は是非お立ち寄りください。 ■自然環境と防虫対策について 当館は大自然に囲まれた環境にございますため、専門業者による定期的な防虫対策を行っておりますが、 季節や気候の影響により、まれに小さな虫が室内に入り込むことがございます。 ご滞在中にご不快な思いをおかけすることがあるかもしれませんが、 自然豊かな立地ならではの一面として、あらかじめご理解いただけますと幸いでございます。 また、当館といたしましても出来る限り快適にお過ごしいただけるよう努めておりますので、 この点につきましてはどうかご寛恕くださり、 レビュー等にて温かいお心配りをいただけますと大変ありがたく存じます。