NIPPONIA 佐渡相川 金山町は、相川車座というまちづくり会社が運営しております。 相川車座は、「相川」に住む若手が中心となって設立しました。地域の住民だけでなく、佐渡市や佐渡観光交流機構といった、行政（官）、地元の新聞社である新潟日報社、全国３０箇所以上でNIPPONIAを展開するNOTEが連携してバックアップしています。 まさに、官民地域が「車座」になって、最盛期より人口が減っている佐渡相川を盛り上げようという思いで今まで活動して参りました。 人口が衰退している相川の人を増やしたい、相川ファンを増やしたい。そして、100年後の未来も賑わう相川町にしたい。そんな思いで、佐渡相川の様々な魅力的な場所を活用して、いろんな活動をしてきました。 今後も、相川車座は地域と共にまちを盛り上げ、またお越しいただけるまちを目指します。

NIPPONIA 佐渡相川 金山町は、地域や町人（まちびと）とつながりを楽しむホテルです。 当ホテルは、世界遺産登録を目指す佐渡金山の麓にあります。ご宿泊の皆様には、佐渡相川の町の魅力を楽しんでもらうために、地域の古民家を改装して、古民家が使用されていた当時の風合いを残し、感じていただける宿泊施設をつくりました。 各客室は、コンセプトが全て異なり、とても個性豊かです。佐渡の伝統である焼き物「無名異焼」の窯元を改修した客室や、佐渡金山で働いていた鉱夫たちの住宅「鉱山住宅」の一棟貸しの客室など。 異なるコンセプトの中でも、一つだけ大切にしていることがあります。それは、この町が金山の発展とともに培ってきた背景を活かすということ。古民家のもつ風合いや魅力を通して、当時の相川町民の暮らし・日常を体感していただけます。 メイン棟の清水家は、もともと無名異焼の窯元で、瀬戸物屋を営んでいました。この建物で実際に焼いていた「レンガ」を通り土間に使用し、実際に「清水家」で使っていた箪笥をカウンターに仕立てました。これは一例ですが、このような工夫は、全ての客室で、随所に設えています。

相川の地域の魅力を感じてもらうのは、客室だけではありません。４００年前の佐渡金山発見からこの町で暮らしてきた相川の町人（まちびと）たちと関わる相川の日常を体験していただきたいと思っています。 滞在中、まるで地域の住人になったかのようにお過ごしください。お客様にリアルな佐渡相川を感じていただけるよう、私たちホテルメンバーだけでなく、地域の皆さんにも協力していただき、このホテルを運営しています。 相川の観光案内所やBARでのチェックインに始まり、ゆっくりと相川の歴史・文化・人と出会ってください。一泊でも楽しめますが、ぜひ、２泊以上。帰る頃には、すっかりあなたも相川の「町人」です。